Hole 1
東1番ホール
PAR5
HCP5
左右に狭い距離のあるロングホールから始まる東コース。
先ずは慎重にフェアウェイ右サイドから歩を進めたい。
ティーショットに正確な方向性を求められ、ティーイングエリアに立つと、
心理的なプレッシャーをかけてくるレイアウトが多い。
一見してOBのリスクを簡単に避けられそうな方向には、
巧みに配されたアンジュレーションやラフが待ち受けており、
逃げ過ぎたティーショットに、難易度の高いセカンドショットを要求してきます。
しかし、正確で果敢なティーショットには、素晴らしいターフとライのご褒美が待っているはずです。
藤枝ゴルフクラブの挑戦的な楽しさを、最も体現していると言えるのが、東コースです。
東1番ホール
PAR5
HCP5
ティーショットはフェアウェイ右サイドがベストポジション。
左はNG。浅いOBラインが待ち受けている。
しかし右に逃げ過ぎると、強烈なつま先上がりのラフからのセカンドを強いられ、セカンドショットを左OBラインへ誘導してくる。
無理のないショットで確実にフェアウェイを捕えていきたいが、フェアウェイのアンジュレーションにも注意。右に左にミスを誘発させてくるライを見極めないと、パーオンは望めない。
サード地点からグリーンまではやや打ち上げており、距離感を狂わせられやすい。
グリーンはやや砲台。キャリーで捕らえたい。
攻略ポイント!
左は危険。右方向からFWを狙いたい。
ライが左へのミスを誘っている。見極めてFWを捕えたい。
グリーンへ微妙に打ち上げている。距離感をもってキャリーで捕らえたい。
全体的には受けグリーンだが、ピンの上からでもチャンスはある。
東2番ホール
PAR4
HCP2
右OBラインが浅く、ティーイングエリアに立つと、思い切り左へ打ちたくなるが、左のワンペナラインも決して深くはない。
左ラフ方向からフェードでフェアウェイに運びたいが、距離が残った場合、つま先下がりのライから距離のあるセカンドショットを要求される。
ドローヒッターならば、右OBラインの上から果敢に攻めることも可能。
この場合、かなり距離を稼げてライにも恵まれやすい。
グリーンまでは打ち上げで距離も残りやすい。状況により、ボギーオンに切り替える勇気も必要だ。
攻略ポイント!
左ラフ方向からフェードで運ぶのが安全策。右のOBラインは近い。
見た目より打ち上げがきついので、番手を上げて。
全体的には受けグリーン。ピン横からは難しいラインも多い。
東3番ホール
PAR4
HCP8
ロングヒッターはワンオンも狙える。
ティーショットのベストポジションはフェアウェイ右サイド。
右のOBラインは浅いが、恐れずフェアウェイバンカーの左上を取れれば、恵まれたライからのセカンドショットでバーディチャンスを狙える。
右OBを嫌って左に逃げ過ぎると、つま先下がりのライからセカンドショットを要求され、思わぬミスがでることも・・・。
ロングヒッターは、ティーショットでAグリーンガードバンカーに入れてしまわないよう、飛距離により番手を選びたい。
攻略ポイント!
右OBから逃げ過ぎないように。FWバンカー左上がベストポジション。
グリーンオーバーに注意して、ピン手前へ。
受けグリーンだが傾斜ほどではない箇所もある。惑わされないように。
東4番ホール
PAR4
HCP4
東コースでもっとも印象深いと言われる名物ミドルホール。
ティーイングエリアに立つと、右方向、眼下に広がる谷が左へのミスを誘う。
ティーショットはプレッシャーをいなして、フェアウェイセンターに見えるマンホール方向へ。レギュラーティーからはちょうど200ヤードの距離となる。
左は浅く、180ヤード程の飛距離でも突き抜ける恐れがあるため、200ヤードを超える距離を打つ場合、右に見える大きなクスノキの上をドローで抜くか、コースなりのフェードボールでフェアウェイを捕えるテクニックが欲しい。
ティーショットでフェアウェイを捕えることができれば、ライはほぼ平坦。
グリーンは打ち上げの砲台なので、表示距離に修正を。両グリーンともピンは手前から攻めたい。
攻略ポイント!
FWセンターに見えるマンホールへ。左OBは浅いので注意。
砲台グリーンへ、ライはほぼ平坦。距離感を狂わされないように。
ABグリーンともピン下が鉄則だが、特にAグリーンは顕著。
東5番ホール
PAR3
HCP7
やや打ち降ろしとなるが、距離通りをヘッドアップに注意して打ちたい。
また、グリーン奥からのアプローチは決して難しくはないので、グリーンオーバーを過度に恐れる必要はない。
むしろ、Aグリーンでは左へのミスを、Bグリーンではショートしてバンカーに入れてしまうことを注意したい。
Aグリーンはピン手前からピン横。Bグリーンはピン手前から攻めたい。
攻略ポイント!
やや打ち降ろしているが、表示通りに。
Aグリーンはピン横OK。Bグリーンは手前からが攻めやすい。
東6番ホール
PAR4
HCP1
ティーショットの狙いどころのむずかしさもあるが、グリーンも曲者だ。
ティーショットはコース右サイドの目標樹方向が狙い目だが、ロングヒッターだとラフまで到達してしまう。
さらに右に打ち出してしまうと、OBの憂き目にあうことも。
従って、ロングヒッターはカート道左のクスノキの上を、アベレージヒッターならば目標樹方向となる。
セカンドショットは、左奥に向かって傾斜しているグリーンへ打つこととなるため、球が止まりにくい。ある程度高さを出した止まる球か、花道へワンクッション入れた球が有効だ。
だが、グリーンを捕らえても安心はできない。乗せた場所によっては簡単に3パットさせられることも。
難しいラインに付けてしまったら、潔く寄せるパッティングに切り替えたい。
攻略ポイント!
飛距離に応じて狙いどころが変わる。基本は正面の目標樹方向へ。
打ち上げ、砲台のグリーンへ。高さでグリーンに止めたい。
左奥に向かって傾斜が強い。ピンの左側に付けたい。状況により寄せるパットに切り替えて。
東7番ホール
PAR4
HCP9
セカンドからはグリーンに向かって打ち上げとなる。
左OBラインが浅く、右に逃げたくなるが、フェアウェイ200ヤード付近に右から張り出した球食い山が、安易な右への逃避を許さない。
しかし、ティーショットのベストポジションはフェアウェイ右サイド。
全体的な距離はそれほどないため、球食い山に届かないクラブで攻めるのも手堅いが、ドライバーでカート道越えを狙い、ウェッジでバーディを伺うのもありだ。
セカンドショットはつま先上がりのライを計算したショットで、ピンの手前に付けたい。
攻略ポイント!
左はOBのリスク大。FW右サイドへ。右の球食い山も注意。飛距離より方向性が大切。
ライが左へミスを誘っている。打ち上げの距離も考慮して番手を選びたい。
全体的には受けグリーンだが、奥からもチャンスはある。
東8番ホール
PAR3
HCP6
いずれも砲台グリーンだが、特にAグリーンはキャリーでグリーンを捕らえたい。
Bグリーンはガードバンカーに気を付け、グリーンセンター狙いが手堅い。
両グリーンとも、奥からは難しいので、グリーンオーバーは要注意。
特にAグリーンの左奥と、右奥のバンカーは難しいショットを要求されやすい。
奥にはずすくらいなら、手前が寄せワンの可能性は高い。
攻略ポイント!
双方砲台グリーン。キャリーで捕らえる必要があるが、グリーンオーバーはNG。
基本のピン手前から。ピン横でもチャンスはあるが、奥からは難しい。
東9番ホール
PAR5
HCP3
距離もたっぷりある。
ティーショットはフェアウェイ右サイド。目標樹方向がベストポジションだが、左OBの山側からフェードで運ぶ最短ルートもある。
セカンドショットはまだ打ち上げ。グリーンが見えないため、Aグリーン手前のガードバンカーまでの距離を確認し、目標樹方向か、遠く見える練習場ネットの左端付近が狙い目となる。
セカンドでガードバンカー前まで運べれば、あとはショートアイアンからウェッジの距離だ。砲台へ打ち上げるアプローチとなるが、ピンをデットに狙いたい。
なお、ABグリーン双方にあるガードバンカーは絶対に入れたくないが、入れてしまったら脱出を最優先に。
攻略ポイント!
FW右サイドか、左の山裾からの最短ルートのいずれかを選択。豪快に。
まだグリーンは見えない。目標樹等を頼りにFWセンターへ。左には1ペナがある。
砲台グリーンへ。ウェッジならばピンデッドで。AB双方のガードバンカーは絶対に避けたい。
どこからでもチャンスはある。距離感を重視して。